ヤマモモ(ヤマモモ科)
関東南部から琉球の山地に生える常緑高木で中国南部からフィリピンにも分布し、中国名は楊梅。構内では正門の両脇に雄株と雌株が合わせて数本あって、毎年6月ごろには車に踏みつぶされた多数の落果が地面に赤黒い模様を作っていたが、2012年に現在の守衛所が新築された際に一部が移植されて、最近では落果をあまり見なくなった。旧守衛所の前にある2本の雄株は相変わらず健在である。
花は4月ごろに咲くが、雌雄とも目立たない(図1,図2)。果実は直径2cm内外の球形で硬い核の中に1個の種子があり、表面には多汁質の粒状の突起が密集し、赤色から暗紅色に熟すと食べられるが、松脂に似た匂いがあるので嫌う人もいる(図3)。果実に色がつかない品種シロヤマモモもある。
正門の工事に伴って枝ぶりのよい1株が高中図書館棟のウッドデッキの中央に移植され、これが雌株と伝えられたので果実を楽しみにする教員もいたが、最近になって雄株であることがわかり、落果で足元が汚れる恐れがなくてよかったという意見もある。
花は4月ごろに咲くが、雌雄とも目立たない(図1,図2)。果実は直径2cm内外の球形で硬い核の中に1個の種子があり、表面には多汁質の粒状の突起が密集し、赤色から暗紅色に熟すと食べられるが、松脂に似た匂いがあるので嫌う人もいる(図3)。果実に色がつかない品種シロヤマモモもある。
正門の工事に伴って枝ぶりのよい1株が高中図書館棟のウッドデッキの中央に移植され、これが雌株と伝えられたので果実を楽しみにする教員もいたが、最近になって雄株であることがわかり、落果で足元が汚れる恐れがなくてよかったという意見もある。



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