防災対策

防災計画

消防計画

武蔵学園は、消防法に基づいた消防計画を策定しており、火災及び地震等の災害発生時に被害を最小限にとめるため、自衛消防隊を編成しています。災害発生時は、自衛消防隊本部が設置され、本部の指示のもと、各班員が活動にあたります。

リスク管理・危機管理

地震をはじめ様々なリスク・危機に関しては、リスク管理規程に基づくリスクの顕在化を回避するためのリスク管理の枠組みを示す「リスク管理基本マニュアル」と、危機管理規程に基づくリスクの顕在化に対応した危機管理体制及び危機発生時に被害及び影響を最小限に抑えるための「危機管理基本マニュアル」を策定しています。

防災教育

災害時における危険を認識し、日常的な備え方を知り、災害発生時の対処の仕方を学び、そして、それを実践に移すことができることが重要だと考えます。武蔵学園では、学園構成員に対し、さまざまな防災教育活動を取り組んでいます。

大地震対応マニュアル / 緊急対応リーフレット

武蔵大学は「大地震対応マニュアル」、武蔵高等学校中学校は「緊急対応リーフレット」を作成しています。
本マニュアルは、大地震発生時の対応方法や日頃の準備を紹介するものです。自分の身を守り、家族、友達を助けるためにも、マニュアルの活用を指導しています。
大地震対応マニュアル、(英語版)」はこちらから閲覧・ダウンロード可能です。

大学一斉防災訓練(武蔵大学)

大学防災訓練
武蔵大学では、毎年、大規模地震の発生を想定した防災訓練を行っています。内容は、校内放送による避難訓練、起震車による地震体験、煙ハウスでの煙に巻かれる体験、映像による防災学習など様々です。地震発生時に自分自身がまずどのような行動を取ったら良いかを考える機会となっています。

全校防災訓練(武蔵高等学校中学校)

全校防災訓練
武蔵高等学校中学校では、毎年、全校防災訓練で、予め組んである居住地域別に高校生がリーダーとなり避難時の行動訓練を行っています。例年、避難訓練の後、避難生徒の居住地域ごとの災害対策会合を行っています。大地震が発生した場合に、今回の訓練を頭に入れて適切な行動が取れるように指導しています。

防災実習(高等学校中学校)

防災実習
武蔵高等学校中学校では、中学3年生を対象に東京消防庁の池袋防災館において防災実習を行っています。火災を想定した消火、煙に巻かれたときの対応、地震の揺れに直面したときの対応のほか、心肺蘇生法などの救命法まで、具体的に、体験学習を行っています。

自衛消防訓練

H28自衛消防訓練
武蔵学園では、毎年、火災、地震その他の災害発生の際、人命の安全並びに学園財産の被害を最小限にとどめるため、自衛消防活動の能力を高める事を目的に大学自衛消防訓練、高中自衛消防訓練をそれぞれ行っています。

自衛消防審査会

H28審査会画像
武蔵学園は、毎年、練馬消防署・練馬防火管理研究会主催の自衛消防訓練審査会に出場しています。
今後も引き続き自衛消防隊の力を維持・向上させて参りたいと考えています。

防災整備・備蓄品

耐震構造

学生生徒・教職員が利用する現校舎は、耐震基準を満たしています。

防災備蓄品

倉庫一例
武蔵学園の防災設備や備蓄品の一部を紹介します。食物アレルギー特定原材料等27品目不使用非常食も備蓄しています。

区分
品名
飲食料
非常食(米類、クッキー類、甘味)、飲料水 
生活
簡易トイレ、アルミ製保温シート、タオル、ランタン など
救出
ヘルメット、チェーンソー、バール、ハンマー など
医療
救急箱、AED(自動体外式除細動器)、担架 など

災害時の情報収集・発信

災害時に、より早く正確な情報の収集・発信ができるように、体制を整えています。

弾道ミサイル発射によるJアラート発信時の対応について

ミサイルが発射され、東京都内への影響が予想される場合には、国から、ミサイル発射情報や屋内避難の呼びかけ等の緊急情報がJアラート(全国瞬時警報システム)により伝達され、その情報がスマートフォンの緊急速報メールや区の防災無線放送棟を通じて伝達されます。その際は、落ち着いて直ちに以下の行動をとってください。
<屋外にいる場合>
近くの建物の中、または地下に避難する。近くに適当な建物がない場合は、物陰に身を隠すか地面に伏せ頭部を守る。

<屋内にいる場合>
できるだけ窓から離れ、できれば窓のない部屋へ移動する。

緊急情報伝達時の留意事項

  • 各自で周囲の人と声を掛け合って上記対応を促すようにしてください。
  • 大学から指示があった場合は、その指示に従うようにしてください。
  • 自宅にいる場合は、自宅で待機し、安全が確認されてから通勤・通学するようにしてください。また、大学にいる場合は、大学で待機し、安全が確認されてから帰宅するようにしてください。
  • 通勤・通学中の場合も上記の対応を心掛けてください。交通機関利用中は、係員の指示に従うようにしてください。

参考サイト