本学園は、建学の三理想にもとづき、自ら調べ自ら考える力ある人物の育成に取り組んでいます。この理念のもと、本学の教職員および学生・生徒が個人の責任において行う言論活動やコミュニケーション活動等の情報発信を尊重しています。
一方、本学の教職員および学生・生徒は、それぞれの行う情報発信が、世の中に少なからず影響を与える可能性があることを意識する必要があります。特に、昨今普及著しいソーシャルメディア
(※1)は、その利便性が魅力的な一方で、扱いを間違えると予期せぬトラブルを招く原因となるため、本ガイドラインにもとづき、効果的に活用するようにしてください。
なお、本ガイドラインはソーシャルメディアの発展・変化に合わせ、今後も適時改訂を行います。
※1 Twitter、Facebook、mixi、LINEなど不特定多数のユーザーが主としてインターネット上でコミュニケーションを行うメディア1.あなたの発言が、本学園を代表したものと受け取られる可能性があることを自覚するあなたが武蔵学園の一員であることを明らかにしてソーシャルメディアを利用する場合、あなたの情報発信は本学園を代表したものであるというイメージで受け取られる可能性があることを自覚し、責任を持った利用を心がけてください。また、本学園に関する個人的見解を発信する際には、本学園の見解ではなく自身の見解であることを明確にしましょう。具体的には以下のことに留意してください。
- 一人称を使い、発信内容が個人的見解であること、及び本学園の意見を代弁するものではないことを明確にしてください。
- 次のような免責文を入れてください。「この発言内容は私自身の見解であり、武蔵学園の公式見解ではありません」
- ソーシャルメディアにおける本学園および本学園が設置する各学校のロゴマーク、校章、シンボル等を無断で使用してはいけません。
2.発信内容に責任を持つあなたが発信した情報の内容に対する責任は、あなたが負うこととなります。これは、あなた自身の発言だけでなく、情報を転載する場合も含まれます。口論を招くような挑発的な情報発信は控えてください。また、情報発信をする前には、内容に虚偽が無いことを確かめましょう。もし、誤った内容を公開してしまった場合は、早急に発信内容の訂正を行い、訂正したということを述べましょう。
あなたがソーシャルメディアで発信した情報には不特定多数がアクセス可能です。また、一度発信された情報は完全には削除できません。例えば、自分の投稿を本人が削除しても、ソーシャルメディア上の友人が転送した情報まで削除することは不可能です。このような特性を十分意識したうえで情報発信を行いましょう。
3.法令の遵守と権利の尊重に努める法令を遵守することはもとより、他者に敬意を払った情報発信に努めましょう。基本的人権、肖像権、プライバシー、著作権、商標権などを不当に侵害してはいけません。また、次のような内容の情報発信は厳に謹んでください。
(1) 誹謗中傷、名誉毀損、嫌がらせ、脅迫
(2) 他人のプライバシーに関する内容
(3) 公序良俗に反する内容
(4) 人種、民族、言語、宗教、政治、身体、病気、性、思想、信条等に関する差別的な内容
(5) 本学園において知りえた秘密事項(公知となっていない研究成果等)
(6) 偽名、なりすまし行為による情報発信
4.自分の身は自分で守る各種ソーシャルメディアで設定した個人情報が自分の意思と無関係に保存され、第三者に利用される恐れがあることを認識しましょう。また、個人情報を掲載する場合でも、公開内容や範囲について十分に検討し、自分自身のプライバシー保護に留意しましょう
2013.9.19制定(1版)