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シロダモ (クスノキ科)

 本州から琉球にかけて暖地に生え、韓国や中国東部にも分布する常緑高木で高さ10mに達する。構内ではあまり大きな木はみられないが、鳥によって散布されたと思われるものが外周の小径のわきなどに多い。
 和名は葉の裏が白いことによると考えられ、タモはタブと同義ともいわれるがよくわからない。春に若葉が開くころには、両面が白い毛に覆われた細長い葉が枝先から垂れ下がって印象的な姿となるので、地方によってはウサギノミミとよぶ(図1)。成葉では3本の主な葉脈が目立ち、表側は無毛となり光沢がある。
 雌雄異株で花は10-11月に咲き(図2)、果実は長さ13mmほどの楕円状球形で翌年の秋に熟すので花と同じ季節に見られ、赤くて光沢がある(図3)
 かつては種子から油を採って蝋燭(ろうそく)を作ったという。木材は薪炭材のほか建築や器具にも用いられる。

図1 シロダモ

図1 若葉と成葉。2000/04/27、武蔵学園

図2 シロダモ

図2 雄花。1992/10/25、板橋区立赤塚植物園

図3 シロダモ

図3 果実。2012/11/19、武蔵学園
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