ご挨拶
根津 公一 / 学校法人根津育英会武蔵学園 理事長
1922(大正11)年の旧制武蔵高等校発足以来、私達は三理想の一つに「世界に雄飛するにたえる人物」の育成を掲げてきました。90年前の時代に、海外に目を向けて、世界雄飛を教育の理想に掲げた学校は、とても珍しかったと思います。それ以来、どの時代にも武蔵は、地球を舞台に活躍する有為の人物を世に送り出してきました。グローバリゼーションの中で、日本の孤立が問われる今日ほど、武蔵の役割が求められている時はないと信じています。このプログラムが、この国の課題である「地球人」の育成に役立つことができればと願っております。
池田 康夫 / 学校法人根津育英会武蔵学園 学園長
武蔵学園は、建学の三理想『1. 東西文化融合の我が民族理想を遂行し得べき人物、2. 世界に雄飛するにたえる人物、3. 自ら調べ自ら考える力のある人物、を育成すること』に基づいた教育が今日まで行われきており、多くの有為な人材を輩出してきました。
急激に進む国際化時代において、グローバルな視点で物を考え、政治、経済、科学などそれぞれの分野において、海外の人々と十分にコミュニケーションを取ることができ、世界のリーダーとなって活躍できる人材を育成することが今、強く求められています。この目標を達成する第一歩として、中高生を対象に「英語で科学を学ぶ」イマージョン教育としてRED ( Research, Essay writing, Discussion ) プログラムを開設しました。科学のいろいろなテーマについて、自ら「調べ」、「考え」、「論文にまとめる力」を養うと同時に、世界共通言語である英語も習得できるようになるプログラムです。
REDプログラムは武蔵高等学校・中学校の生徒に限らず、他校生の参加を広く呼びかけています。このプログラムを通じて我が国から世界をリードする優秀な人材が数多く生まれることを期待しています。
急激に進む国際化時代において、グローバルな視点で物を考え、政治、経済、科学などそれぞれの分野において、海外の人々と十分にコミュニケーションを取ることができ、世界のリーダーとなって活躍できる人材を育成することが今、強く求められています。この目標を達成する第一歩として、中高生を対象に「英語で科学を学ぶ」イマージョン教育としてRED ( Research, Essay writing, Discussion ) プログラムを開設しました。科学のいろいろなテーマについて、自ら「調べ」、「考え」、「論文にまとめる力」を養うと同時に、世界共通言語である英語も習得できるようになるプログラムです。
REDプログラムは武蔵高等学校・中学校の生徒に限らず、他校生の参加を広く呼びかけています。このプログラムを通じて我が国から世界をリードする優秀な人材が数多く生まれることを期待しています。
鈴木 啓修 / REDプログラム推進センター センター長
武蔵学園REDプログラムでは、みなさんが日頃、中学・高校で学んでいる自然科学を英語で学ぶことができます。世界共通の知識と教養の体系である自然科学を、世界共通の言語である英語で議論できる力を身に着けることは、まさしく「世界に雄飛する人物」になる第一歩であります。REDプログラムには2つの特徴があります。1つめは、講師以外に受講生4~5名に1人のティーチング・アシスタント(TA)が配置されることです。日本の大学で自然科学分野のPhDを取得するために日々、研究に励んでいる留学生たちです。若くて優秀なTAが、みなさんの学びを丁寧にサポートしてくれます。2つ目の特徴は「多様性」です。REDプログラムの講師・TAの出身地は実に20か国以上になります。様々な文化や宗教を持つ人々から、英語という共通の言葉で自然科学を教わるということはREDプログラムでなければできない体験だと思います。きっとみなさんの将来にとって貴重な経験になると確信しています。是非、このREDプログラムで楽しく学び、将来世界のどこかで活躍できる人材に成長してくれることを願っています。