コースのご案内

イブニングプログラム

9月から翌年6月までを1年として、週2回、放課後に武蔵学園江古田キャンパスで行うプログラムです。
学期は、1学期(9-11)2学期(1-3)3学期(4-6)の3学期制です。
武蔵学園以外の中学生・高校生の受講申込みも歓迎しています。

REDイブニングプログラムの特徴

■科学分野の専門性を持つ多国籍の講師がすべて英語で担当
■受講生4~5名に1名のTeaching Assistant (各国から留学している大学院生や研究員) がつき受講生をサポート
■学期の最後にプレゼンテーションを行い、自分の言葉で発信する力を育成

各コースの詳細

  • Basicコース受講生は、英語と同時に科学の概念をより深く学ぶ方法を習得していくことになりますが、まず最初は、REDの授業の雰囲気に馴れることから始めます。
    REDの授業は通常の学校の授業とはかなり違います。そのため8月下旬に、5日間、午前中に、準備コース「Ready for RED Program」を開催します。
    ゲームや自然観察、短い文章を読むといったアクティビティを通して、英語の基礎的なコミュニケーションスキルと科学に関連する語彙を身につけます。
    この準備コースで最も重要なことは、生徒同士で英語を話し、英語で質問をする習慣を身につけることです。
    Basicコースを受講する生徒全員は、必ず受講します。
  • 科学に関係する英語の基礎を身に付け、与えられたトピックを自分で調べ、それについて簡単な文章を英語で書き、基礎的なディスカッションが出来る様になることを目指します。
    楽しい雰囲気で科学の神秘をひも解きながら英語を使い始めます。
    このコースは、生徒が科学に関係する英語の基礎を身に付け、与えられたトピックを自分で調べ、それについて簡単な文章を英語で書き、基礎的なディスカッションが出来る様になることを目指します。
    そのために生徒達は科学の幅広い分野をまず学びます。また科学者の伝記を読み、そこから科学の基礎的な考え方を知ります。
    その学びを通して生徒は自分が興味を持てる分野を探求します。
    科学を直(じか)に感じ、更に学びを深め、興味を持つような簡単な実験もします。
  • Intermediateコースでは、Basicコースに引き続き、科学の知識を広げるとともに、英語でのコミュニケーションスキルを磨いていきます。
    Intermediateコースでは、生物学や医学を含む幅広い科学のテーマを取り上げ、授業を行います。
    また、歴史上の著名な科学者の軌跡を学び、彼らを成功に導いたものは何だったのか?どのようなモチベーションを持っていたのか?困難をどのように乗り越えたのか?などをテーマにディスカッションをするとともに、文章でもまとめられるように指導します。
  • Completionコースでは、英語と科学への興味を最大限に引き出していくように指導していきます。
    Intermediateコースまでと同様にゲームなどの楽しいアクティビティも取り入れながら授業を行いますが、BasicやIntermediateの生徒と比較すると、Completionの受講生には、レギュラーコースの最終年度として、格段に高いリーディング、ライティング、リスニング、スピーキングの4技能(英語圏の中学生と同等レベルの能力)を身につけることが期待されます。
    各学期、生徒は共通テーマについて英語で学習し、議論し、その後、各自がリサーチクエスチョンを選び、英語で調べ、クラスメートと英語でディスカッションするために準備をします。
  • 英語で科学をさらに深く学びたい生徒、高度な英語力を身に付けたい生徒、将来海外進学も考えている生徒などを対象としたREDプログラムの「最上級コース」です。
    数字やデータに基づく考え方を学び、様々な文献を読み、リサーチトピックを自ら調べ考え、決定。最終学期には、自分の興味ある分野に関して英語で論文を書き、発表を行います。
    また、
    各分野のトップクラスの専門家の英語による特別講演や留学・英語検定試験に関する説明会等が企画されています。
    知的好奇心を刺激され、一段と深い学びの場となるでしょう。
    なお、Completionまでのレギュラーコースより求められるレベルがぐっと上がることから、8月末にPre-Advanced Programからスタートします。

専門家による講演会

REDプログラムでは、年間を通じてさまざまな分野で活躍する専門家をお招きし、受講生向けの講演会を実施しています。
第一線で研究や活動を行う科学者や専門家の話に直接触れることで、受講生は最新の知見を学ぶだけでなく、豊かな経験や視点にも出会うことができます。
こうした貴重な機会を通して、生徒たちは自ら考え、探究する力を伸ばしながら、学びの世界をさらに広げています。
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    講演者 講演者情報 (講演当時) 講演タイトル
    神馬征峰先生 東京大学 名誉教授 The Power and the Limits of Science: Living with Uncertainty (科学の力と限界 不確実性とともに生きる)
    加藤千明先生 農学博士 深海微生物研究者
    NPO法人チームくじら号機関長
    Global Warming and Marine Plastic Problems (地球温暖化と海洋プラスチック問題)
    桐谷純子先生 東京大学 助教  What is epidemiology? Its basics, application, and caveats (疫学とはどんな学問?基礎と応用と落とし穴)
    アデウンミ・オルワシェウン・アデバヨ先生 医師, 長崎大学 プラネタリーヘルス学環DrPHプログラム博士課程, REDプログラム Teaching Assistant How Climate Change Affects Health Emergencies (気候変動が健康危機に与える影響)
    川邉雄介先生 Meta シニアソフトウェアエンジニア, モバイルアプリ開発担当 From Musashi to Silicon Valley: A Journey in Software Engineering (武蔵卒業生、海を渡ってソフトウェアエンジニアになる)
    戸田隆夫先生 NPO法人Forum2050創設者・代表 科学技術、戦争と平和、そして未来共創について
    萩原将也先生 理化学研究所, 生命機能科学研究センター, 理研白眉研究チームリーダー Challenge of Reconstructing Extracorporeal Bio Environment (生体環境の体外再構築への挑戦)
    石原圭祐先生 ピッツバーグ大学 医学部計算システム生物学 准教授 Cutting Edge Developments in Developmental Biology and Organ Regeneration Technology (発生生物学と臓器創生技術の最先端)
    ロバート・グリーン先生 ケント大学 Profesor of Forensic Science Biometric Evidence – in Forensic Science
    カルム・ハドソン先生 沖縄科学技術大学院大学 海洋気候変動ユニット所属 研究者 Using Natural Analogues of Future Ocean Conditions to Understand Species and Ecosystem Responses to Climate Change (気候変動に対する生物種と生態系の反応を理解することを目的とした将来の海洋状態を作り出す天然類似現象(ナチュラルアナログ)の利用)
    踊共二先生 武蔵大学 副学長 / リベラル&サイエンス教育センター長 Science without Answers: Robots, Consciousness, and Religion (答えの出ない科学:ロボット・意識・宗教)
    関矢一郎先生 東京医科歯科大学 再生医療研究センター長 兼 輸血・細胞治療センター長 Regenerating Knee Joints with Stem Cells and Evaluating with AI (ひざを幹細胞で再生しAIで評価する)
    池田康夫先生 武蔵学園 学園長, 慶應義塾大学 名誉教授 Challenge to Artificial Platelets / Platelet Substitutes (「人工血小板をつくる」 -血小板研究への新たな挑戦-)
    梅内正仁先生 元Googleシステムエンジニア "OK Google, Call my mom!”  アメリカのGoogleでエンジニアでもあった武蔵OBがこの「デジタルアシスタント」の仕組みとそのテストについてお話します。
    フィリップ・フスニック先生 沖縄科学技術大学院大学 進化・細胞・共生の生物学ユニット 准教授 Symbiosis as a Driving Force of Evolution (進化の原動力としての共生)
    ベンラリビ・ライアン先生 東京大学大学院医学系研究科免疫学 博士研究員 The immune system: our military force that  protects our body  (免疫システム:私たちの体を守る「軍隊」)
    小俣珠乃先生  国立研究開発法人海洋研究開発機構 技術主任, 東北大学総合学術博物館 講師  Plate tectonics and the deep sea exploration (プレートテクトニクスと深海探査) 
    舘知宏先生  東京大学大学院総合文化研究科 准教授  Origami/Tessellation: Art & Science Collaboration through Geometry (折る・詰む: かたちを通したアート・サイエンス協働) 
    花岡悟一郎先生
    筧雄也先生
    産業技術総合研究所 首席研究員
    電子商取引安全技術研究組合
    Recent Progresses on Cryptography (暗号技術の最新の動向) 
    杉山久哉先生  建築家, LEED認証技術者, アメリカ建築家協会日本支部理事, 株式会社クインシースタジオ代表取締役  Architecture:  Art or Science? I’ll tell you all about it! (建築:理系?文系?実は...) 
    岡本真一郎先生  慶應義塾大学医学部 名誉教授/医学博士  Making Leukemia-A History! (白血病を治す!) 
    山田澄生先生  学習院大学 数学科 教授  A Story of Geometry (幾何学の話) 
    國中均先生  国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構 (JAXA) 理事 宇宙科学研究所長  JAXA Planetary Exploration Program (JAXAの惑星探査プログラム) 
    野崎智義先生  東京大学大学大学院 医学系研究科国際保健学専攻生物医化学教室 教授  How can you contribute to international health?  -Big three and NTDs (- 国際保健についてどんな貢献が私たちにはできるだろうか? -三大感染症と顧みられない熱帯病-) 
    ドューグル・J・リンズィー先生 国立研究開発法人海洋研究開発機構 超先鋭研究開発部門 (超先鋭技術開発プログラム) 主任研究員 Deep Sea...a frog  jumps in the sound of? (深海やかはづ飛び込む)

サマープログラム

REDプログラムのサマープログラムは、フィールドトリップや様々なアクティビティも取り入れた普段の学校の授業とは違う体験型のプログラムです。生徒一人ひとりが自分の関心のあるテーマについて研究し、それぞれのプログラムの最終日に研究成果を発表します。サマープログラムだけの参加も可能です。
また、REDプログラムでは英国ロンドンにある名門大学King's College Londonと協定を締結し、高校生対象の海外サマープログラムを実施しています。

各プログラムの説明会/お申込み情報

RED受講生の活躍

REDを卒業した受講生は、さまざまな分野で主体的に挑戦し、多方面で力を発揮しています。
活動の一部をご紹介いたします。
  • 海外大学 進学実績 (例)

    アメリカ:University of Southern California
    アメリカ:Pomona College
    イギリス:The University of Edinburgh
    オーストラリア:University of Western Australia
    カナダ:Simon Fraser University
    ニュージーランド:Auckland University of Technology

    国内大学 進学実績 (例)

    東京大学
    東北大学
    北海道大学
    東京科学大学
    千葉大学
    慶應義塾大学

    各種大会実績 (例)

    全日本高校模擬国連大会優秀賞
    アジア模擬国連大会出場
    地学オリンピック・地理オリンピック金メダル
    国際天文学・天体物理学オリンピック日本代表選出
    AFS Global STEM Academies 奨学金生選出
    高校生バイオサミット 審査員特別賞受賞

  • 武蔵高等学校卒業生 (100期) | 2026年4月から東京慈恵会医科大学 医学部医学科に進学

    私は中学二年から高校一年まで在籍していました。私がREDプログラムに参加したきっかけは、コロナ禍で生活が制限される中、説明会に参加し感化されたことでした。英語が得意だったわけではありませんでしたが、教室に集まった受講生の意識の高さに刺激を受け、気づけば真剣に取り組んでいました。
    サマープログラムで渡米し、Maze Therapeuticsで医学研究の現場に触れたとき、難しいはずの話が自然と面白く聞こえていました。それはテストのための勉強とは異なり、純粋に「もっと知りたい」という好奇心から学ぶ感覚でした。気づけば医学の世界に引き込まれており、それが医学部を志すきっかけとなりました。その後Advancedコースでgene therapyをテーマに発表に取り組んだことで、専門的な内容を英語で扱う力がさらに深まっていきました。
    こうして積み重ねた経験は、医学部受験においても確かな力となりました。入試で出題される専門的な内容の英文と戦えたのも、REDで英語と科学を同時に体験し続けた日々があってこそだと感じています。
  •  REDプログラムでは、元RED受講生をお招きし、その後の進路選択や現在の活動についてご講演いただいています。
    また、REDでの学びがその後どのように役立っているのかを、実体験を交えてお話しいただきます。
     
    過去の講演会情報を一部公開しています。
    2026年3月10日 舩川桜さん (慶應義塾大学 理工学部 進学予定)
    2025年5月14日 山本悠真さん (東京科学大学 医学部医学科 進学)
    2025年5月8日 山田優斗さん (東北大学 医学部医学科 進学)
    2024年11月13日 
    古川星奈さん (ニュージーランドの大学へ進学)