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2026.04.10

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お知らせ

ゲスト講演会実施報告「The other half of our brain - Glia (脳の半分 "グリア")」長井淳先生

2026年4月9日㈭、REDプログラムでは、理化学研究所 脳神経科学研究センター チームディレクターの長井淳博士をお招きし、ゲスト講演会「The other half of our brain - Glia (脳の半分“グリア”)」を開催しました。本講演は、RED受講生を中心に中高生を対象として英語で行われ、参加した生徒は脳科学の歴史と最新の研究に触れる貴重な機会となりました。
講演では、タイトルにもあるグリア細胞を中心にお話いただきました。これまでニューロンを支える脇役と考えられてきたグリアが、記憶や行動、脳疾患にも深く関与していることが、近年の研究から明らかになってきています。ニューロンが「子ども」なら、グリア細胞は「親」のような存在であるという身近な例えを交えた説明に、生徒たちは熱心に耳を傾けていました。そして、アストロサイト (グリア細胞の一種) がADHDといった疾患にどのように影響しているかについての研究紹介や、脳科学が医療にとどまらず、マーケティングや神経法学などの社会のさまざまな分野と結びついていることについても紹介されました。
講演の最後に長井先生は、「科学は社会に支えられ、同時に科学も社会を支える存在である」と語られました。 「脳を知ることは、自分自身や社会を知り考えることにつながる」という視点を、多くの生徒が実感する機会となりました。
長井先生、この度は大変貴重な講演をありがとうございました!