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2020.05.04

  • 武蔵学園

お知らせ

新型コロナウイルス感染症に対する今後の武蔵学園の取り組み(学園長メッセージ)

本日政府は、新型コロナウイルス感染症緊急事態宣言を、5月31日まで延長することを決定しました。
4月7日の同宣言発表以来、多くの市民、企業が政府や都道府県の要請に対応し、外出自粛、休業等の措置を以て協力してきたところですが、新型コロナウイルスの感染拡大は未だ終息せず、事態は所謂「長期戦」の様相を呈してきました。

本学園も、これまで武蔵大学、武蔵高等学校中学校の休校措置等を以て宣言に対応してきましたが、事態が長期間に及ぶなか、学生・生徒の学業に影響が及ぶことを極力避けるため、今後はオンライン授業を推進し、教育の質の維持を図っていくこととしました。
すでに業務へのテレビ会議等の活用が進んでいる企業法人とは異なり、教育現場でのオンライン教育は、教員、学生・生徒共に経験が十分ではなく、また、受講するに十分な通信・機器環境を準備されていない場合も想定され、導入には困難も予想されます。

だからこそ、この危機の時期においても、学園の教職員一同は、手を携え、学灯を絶やすことなく、与えうる限りの力を尽くして「武蔵の教育」の維持推進に努めて参る覚悟です。
建学の三理想の一つである「自ら調べ自ら考える力ある人物」は、まさにこのような困難の時にこそ、その力を発揮する者であると考えます。学生・生徒諸君においては、在宅の環境下であっても、おおいに勉学の実を挙げられんことを、期待している次第です。

関係者各位におかれましては、何卒本学園の企図するところをお酌み取りいただき、緊急事態宣言下の本学園教育活動の推進にご協力くださいますようお願い申し上げます。

学校法人根津育英会武蔵学園
学園長 有馬朗人