環境保全/省エネ推進

基本コンセプト

我々の社会活動を起因として、地球温暖化は脆弱な生態系に影響を与え、水不足や洪水の増加、亜熱帯化などすでに進行しています。また、自然界の気象振幅拡大は台風増加、降雨パターンの変化、熱帯性伝染病の増加、海面上昇など我々の暮らしや安全を脅かす可能性があり危惧されています。育英事業活動による電力や下水利用、暖房なども量的にはわずかであるが因子の一つとして考えられ、二酸化炭素の排出を抑制するため省エネルギー活動に取り組むこととします。

今日、我々は社会生活の中でたくさんの物質の恩恵を受けて生活をしています。しかし、大量生産、大量消費、大量廃棄の経済社会はいきづまり、直線型消費から物質を有効利用する循環型消費に移行することが急務となっています。日常活動から生じる廃棄物を限りある資源と考え、リサイクルを進めることにより資源の消費を抑制し、省エネルギーと密接な関係がある省資源活動を進め、環境への負荷を軽減します。

学園全体として地球環境の逼迫した状況を理解し、 自ら節電、節水に努め、限りある資源を有効活用し、節約マナーを身につけ、光熱水費を抑制し、省エネルギー、省資源運動に取り組むこととします。

2013(平成25)年7月1日

ECO-だ!プロジェクト

武蔵学園では、地球環境悪化の原因となるものはわずかでも除きたいと考え、「ECO-だ!プロジェクト」を2002(平成14)年に発足させました。

主な取り組み

トイレにおける中水の利用

1号館と8号館では、すでに雨水をためて上水と下水の間の「中水」を作り、トイレに利用する取り組みを行っています。これからは、暖房・冷房・照明などの電力資源の節約をして、二酸化炭素排出の抑制に努めることも大切でしょう。

太陽光発電システムの利用

1号館・5号館及び10号館では、太陽光発電システムを屋上に設置して、各建物で使用する電力の一部を供給しています。

リサイクルの推進

わたしたちが日々生み出している廃棄物は見方を変えれば資源の宝庫です。リサイクルを進めて資源の消費を抑え、環境を維持しつつ発展させる”sustainable development”につなげたいものです。


このようにシステムの整備と、個人的努力の両方で環境への負荷を軽くすることは、この時代に生きる私たちの務めではないでしょうか。濯川のほとり江古田の杜で始める環境保全の努力は、ほかの地域での取り組みとあいまって大河となり、やがては地球を覆う豊かな大洋と深い森となることを願って、まず、足元からの取り組みを行っています。

武蔵みんなで取り組もう「チーム・マイナス6%」

武蔵学園では、地球温暖化防止活動として、「チーム・マイナス6%」と称して6つのアクションを2006(平成18)年より取り組んでいます。
  1. 冷房は28℃。暖房は20℃に設定しましょう

    冷房は28℃、暖房は20℃
  2. エコ製品を選んで買おう

    エコ製品を選んで買おう
  3. 蛇口をこまめに閉めよう

    蛇口をこまめに閉めよう
  4. 過剰包装・レジ袋を断ろう

    過剰包装・レジ袋を断ろう
  5. 車はecoドライブで

    車はecoドライブで
  6. コンセントからこまめに抜こう

    コンセントからこまめに抜こう

The Musashi Way —環境保全と省エネルギーの取り組み—

武蔵学園環境インプット・アウトプットを公開しています。