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トップ 武蔵学園の取り組み 雄飛~世界に飛び立つ君たちのために~学園からのメッセージ

学園からのメッセージ

グローバル化とは何か

1.「理事長ドクトリン」から

2016年3月学校法人根津育英会武蔵学園の理事会・評議員会において、根津公一理事長から、「まなざしを世界に向け、21世紀の課題を担う国際人を育てる学校」を目標とする、という創立百周年に向けた学園の経営戦略(通称「理事長ドクトリン」)が示されました。
その「理事長ドクトリン」の中では、グローバル化ということについて次のように言っています。
  • 20世紀末、東西冷戦の終結と共に、地球規模での貿易・金融と人的交流の拡大が起き、さらにインターネットの普及により情報の交流が急激に拡大しました。
  • 21世紀には「国家」という概念を超えた、いわゆるボーダーレス化が、経済、政治、文化の様々な分野で一層進むことでしょう。
  • 日本の片隅に住んで「世界」から目を背けていても、否応なく「世界」は向こうからやって来ます。
  • グローバル化とは、地球の多様な国々に住む人々の間が近くなり、お互いに影響を及ぼし合うようになることです。
  • 私達が教育している、学生・生徒達は、そのグローバル化、ボーダーレス化の進む地球の市民として、21世紀の世界に出て行くことになります。
  • 90年前、日本の教育界がまだ、殆ど「世界」に目を向けていなかった頃に「東西文化の融合を担う人物」「世界に雄飛するにたえる人物」を育てることを掲げた武蔵だからこそ、グローバル化の進む世界にふさわしい人間を育てて行かなければならないと思います。
現在、武蔵で行われている、海外の学校との提携、交流、海外進学や海外留学をめざす学生・生徒を支援する事業などは、皆この「理事長ドクトリン」にのっとっています。
「理事長ドクトリン」の全文はこちらからご覧いただけます。
(理事 植村泰佳)

2.職業選択の視点から

ここ数年、世間では急速に「グローバル人材の育成」が言われるようになってきました。
が、その声は、言う人によって少しずつトーンが違うような気がします。
経済界では、いわゆる「ジャパン・パッシング」(世界の有力な国々から無視される)や、日本の国際競争力低下への懸念が動機となっています。少子化に直面している受験産業では、新しい市場を求めて、「東大の上にはハーヴァードがある」と説いています。しかし、これらは皆「大人の都合」であって、学生、生徒の立場からの声ではありません。
では何故、今、海外で学ぶことに目を向ける必要があるのでしょうか。
たとえば、映画分野を志す高校生がいるとしましょう。半世紀くらい前であれば、日本大学芸術学部から邦画大手5社のいずれかに入社するのが、映画志望者の常道でした。
が、今日では、すでに日本の映画産業自体が「グローバル化」しています。国内の映画会社各社が、経営に苦しむ中で、たとえば、ソニーはハリウッドの映画会社を買収し、それを経営することを通じて、世界の市場にコンテンツを供給しています。と、すれば映画志望者の進路選択肢の中には当然、あのスピルバーグやコッポラが卒業した、映画で有名な南カリフォルニア大学もあって然るべきなのではないでしょうか。
このことは、宇宙工学であろうが生命科学であろうが同様です。君たちの進路の選択肢には、海外大学の「その分野で一流」もつねに視野に入れるべき時代になってきたのです。
(理事 植村泰佳)
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